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コラム マネジメントシステム

コラム ハイレベルストラクチャー

現在たくさんのISOマネジメントシステム規格がありますが、発行当初はそれぞれの規格の章や項番がバラバラでした。すると、最初に9001番を取得して、次に14001番を取得する。といった場合、マニュアルが2冊になってしまうこともあったのです。

これって、運用する組織からすると整合性の確保など手間がかかりますし、9001番と14001番の統合審査を行う審査機関にとってもメリットはあまりありません。

そこで、規格のひな形的を作ってそれに合わせて規格を作っていきましょう!というのがハイレベルストラクチャーとなります。
すると章や項番は原則共通になるので、9001番と14001番を1冊のマニュアルにすることが容易になるというものです。

もちろん規格の特性によって、若干異なる部分があるのは当然ですが、これにより統合マネジメントシステムの構築がずいぶん行いやすくなったといえます。

地に身にIDOではないJIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステムもこのハイレベルストラクチャーの章立てつくられいていますよ。国際規格のルールは国家規格にも反映されるので当然ですが、国際規格の影響力はすごいですね。

何より、構築し運用する組織の利便性が向上するということが何よりではないでしょうか?今はSDGs等の取り組みも盛んですが、社内にいくつものスタンダードがある事は間違えの基ですので、統合も是非ご検討されてはいかがでしょうか?

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ISO9001 品質 品質マネジメントシステム

ISO9001:2015 規格要求事項解説

ブログで公開した記事のまとめです。これからもアップデートする予定です。

ISO9001:2015 1.適用範囲

ISO9001:2015 2.引用規格

ISO9001:2015 3.用語の定義

ISO9001:2015 4.組織の状況 4.1組織及びその状況の理解

ISO9001:2015 4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解

ISO9001:2015 4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定

ISO9001:2015 4.4 品質マネジメントシステム及びそのプロセス

ISO9001:2015  5.リーダーシップ 5.1 リーダーシップ及びコミットメント 5.1.1 一般

ISO9001:2015 5.1.2 顧客重視

ISO9001:2015 5.2 方針 5.2.1 品質方針の確立 ~ 5.2.2 品質方針の伝達

ISO9001:2015 5.3 組織の役割、責任及び権限

ISO9001:2015 6.計画 6.1 リスク及び機会への取り組み 6.1.1~6.1.2

ISO9001:2015 6.2 品質目標及びそれを達成するための計画策定~6.3 変更の計画

ISO9001:2015 7.支援 7.1資源 

ISO9001:2015  7.2 力量

ISO900:2015  7.3 認識

ISO9001:2015  7.4 コミュニケーション

ISO9001:2015  7.5 文書化した情報

ISO9001:2015  8.運用 8.1 運用の計画及び管理

ISO9001:2015  8.2 製品及びサービスに関する要求事項

ISO9001:2015 8.3 製品及びサービスの設計・開発

ISO9001:2015 8.4 外部から提供されるプロセス、製品及びサービスの管理

ISO9001:2015 8.5 製造及びサービス提供

ISO9001:2015 8.6 製品及びサービスのリリース

ISO9001:2015 8.7 不適合なアウトプットの管理

ISO9001:2015 9.パフォーマンス評価

ISO9001:2015 10.改善