7.2 力量
この項で求められる要求事項は4つです。
1従事している仕事やプロセスに必要な力量を明確にします。更にその仕事に従事する要員に必要な力量を明確にします
2.次に要員が必要な力量を備えていることを確認します。この評価は、教育や訓練、経験に基づいて行います。車の免許のように公的資格が該当する事も多々ありますが、資格のことだけではありません
3.もしも、上記の評価で保有力量が必要な力量を満足していない場合は、必要な力量を身に着けるための処置をとります。例えばバスの運転手の場合、免許がなければ免許を取ります。接客の知識が不足していれば教育します。更に乗客を乗せての運転の経験が不足していれば、OJTによる訓練を行います
4,力量に関しては、力量を証拠として記録を残す必要があります
不足している力量に関する教育や訓練は、短期の場合もありますが、中長期で行う場合もございます。