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ISO9001 品質 品質マネジメントシステム

ISO9001:2015 2.引用規格

IS9001の規格は9001番といわれる要求事項と、9000番の基本及び用語が基本の『き』です。

上記以外にもたくさんの9000番シリーズ規格があります。まず、9000番と9001番を読んでで物足りなければ、ほかの規格を参考にしていきます。が、第三者認証制度に用いる規格は9001番ですので、まずは9001を読み込みます。

わたくし自身が駆け出しのころ、最初はさっぱりでしたが、20回くらい読んだころ、何となく腑に落ち始めました。もちろん、25年たった今でも、読むたびに新しい発見があります。

ちなみに、ISOでは記録や文書化が求められます。文書化はマニュアル化ですが、暗黙知を形式知に変換する作業とイメージしてみてください。”工場長や社長の頭の中を見える化”するイメージです。

小学校まではテスト用紙の問と答えは1枚の紙でしたよね?中学、高校と進んでいくと、問題と答えがわかれるようになりませんでしたか?
規格そのものは試験問題、マニュアルなどは問題に対する答案用紙のイメージでお考え下さい。しかも、自由度高めです。

今、ある手順書やマニュアルを、要求事項という名の問題にあわせて整理するだけで品質マニュアルが完成する事もあると思います。もちろん、そっちの方が良いことだと考えます。ISO用にわざわざつくったり、イメージもつかない他社の仕組みを拝借するよりずーっと良いです!
もし足らない部分があれば、決めていけば大丈夫です。

規格は下記のサイトで購入する事ができます
https://webdesk.jsa.or.jp

購入前にちょっと、見てみたいだけとおっしゃる場合は、以下のサイトで閲覧可能です。
https://www.jisc.go.jp/index.html

久しぶりに、アクセスしましたら個人情報を入れなければなりませんでした。
怪しいサイトではありませんが、利用規約を読んでご活用ください。

要求事項を正しく理解するためにもとても重要な9000番規格、一度お目通しくださませ。