ITリテラシー

「パソコンはできますか?」とお尋ねすると「入力程度は…」とおっしゃる方が多いです。パソコンの操作に必要なスキルとして、安全に使用するために最低限理解しておかなければならない事を正しく理解して、実行できるITリテラシーが必要です。

スマホは携帯電話とお考えの方も多いのですが、実は小さなパソコンです。
パソコンは敷居が高いけどスマホなら安心だから…とおっしゃる方も多いのですが、パソコン以上にリスクがあると考えます。

職業訓練の中でITリテラシーやセキュリティのお話をすると「もう、怖くて使えないですね」とおっしゃる方がいらっしゃいます。しかし、正しく使えばとても便利で手放せないものです。

いま私たちがお世話になっている自動車と同じイメージで考えてみてください。
運転免許証を持っていない人がいきなり車の運転をするのは危険ですね?
ましてや、公道を走るなんて…想像だけでも恐ろしいです。
車を運転するためには自動車学校で実技を学び、学科でルールを理解して試験に通って初めて免許証をいただいて公道を運転することができます。
同じようにIT機器に関しても、安全に使用するために機能やルール、万が一の事故の備えを理解をすることがITリテラシーを高めることになります。

あなたの会社ではパソコンやスマホを支給してIT化が完了したとお考えではないですか?
会社の情報セキュリティはハードウェアの整備に加えて、設備や環境の情報セキュリティを適切に行ったうえで、働く人たちのITリテラシー教育を行う事で組織のデジタル化がスタートします。

できることからはじめてみませんか?
ITリテラシー教育はコンプラインスに含まれる組織に必要な基本です。

2022年8月20日 更新