まずは、製品及びサービスの要求事項を満たすため、次に、リスク及び機会への取り組みや品質目標を達成するための取り組みに必要なプロセス(工程?作業?仕事?業務?)を計画し、やってみて、管理することを求めています。
そのために以下の5つの事項を実施するように求めています。
一つ目は、製品及びサービスに関する要求事項をはっきりさせる事(これは8.2.2項に同様のタイトルで具体的な要求があります)
2つ目は、プロセスに関する基準と製品の合否判定基準です。
3つ目は、製品及びサービスの要求事項の達成に必要な資源
4つ目は、2番目に定めたプロセスの基準に従った、プロセス管理の実施
最後に製品及びサービスが計画通りに実施できるための文書と、決められたとおりに実施したことを証明するための記録を求めています。
検討した結果である、アウトプットについては、自社に適した形式でよいよ!とも言っています。形式は自由です。
もしも、途中で計画に変更が生じた場合は、管理します。もし意図しない変更によってもたらされた結果は、レビューします。もし必要だとお判断すれば、有害な影響を軽減する処置をとるように求めています。
また、社内だけでなく、社外に委託したプロセスについての管理を8.4の手順で確実にすることを求めています。