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ISO9001:2015 3.用語の定義

本文は一行しか書いてないのですが、ISO9001規格で使っている用語とその定義は9000:2015年版に定めているものを使いますよ。という意味です。

もし、規格を読んでいてこの言葉の意味は何だろうと思ったら、ネットで検索する前に9000番を参照してみてください。

そのうえで、もし自分たちの使っている定義と違うぞ!という場合には、自社のマニュアルを作る際に、定義しなおし明確にしておきましょう。

これって、結構…いえいえ、相当大事です。

最近よく聞くカタカナのビジネス用語。どんな意味だっけ?と考えることはありませんか?また、自分の使っているニュアンスと違う・・・と違和感がある事はありませんか?日本語の言葉も同様に、ニュアンスの理解が異なる事は結構あります。

話がかみ合わないなぁと思って確認すると結構「あっ、そういう意味で使っていたのね」ということがあったりします。

社内で使っているオリジナルの言葉や用語など、「つくった人」は「自分以外の人もみんなわかっている」と思っていても、時間の経過とともに意味が変わっていることが多々あります。
これって、仕事のやり方にも当てはまる事です。

一度に定義する必要はありません。
この後の4項からの要求事項について仕組みを整理する中で、「わかりにくい」や、「間違えやすい」、いろんな解釈ができるあいまいな用語が出てきたら、この3項の用語の定義にどんどん追加していきましょう。

参考までに見本を貼付しておきますね。
ナンバーが飛んでいるのは、オリジナルすぎてお見せできないので削除した行です。
№13、苦情・クレームの定義も貴社の定義を入れてみてください。
苦情とクレームの定義が異なれば二行に分けるほうが良いでしょう。

上記はイメージしやすいようにとした見本であって、ほかのフォーマットでもよいです。目的は、この言葉って、こういう意味であってるよね!を確認できるためのツールなのですから。

さて、次回からは、いよいよ4項に入ります!